私は仕事で学生さんと話したり、採用シーズンは面接官を担当をすることがあるのですが、
話をしていて「ちょっとおしいなぁ。。。もったいないなぁ。。。」って思うことが多々あります。
数ある学生さんの発言の中で、私の中で特に引っかかるのが「顔採用ってあるんですか?」っていう発言です。
なぜ「顔採用はあるのですか?」に引っかかるか
「顔採用ってあるのですか?」の発言が「採用チームから顔採用の指示があるかどうか」という意図であればまだ良いです。
「それを聞いてなんかメリットがあるのか?」とは思いますが、
例えば大学のOB、OGの関係性であったりと仲が良ければまぁ雑談としては良しだと思います。
ただこういう発言はこれから入ろうとしている会社の人との会話には適さないですよねぇ。
私が「顔採用はあるのですか?」の発言で残念に思うのは、一般論として顔採用があるかどうかの意図で聞かれた場合です。
この場合、「この人は就活にきっと困るんじゃないかな」って思います。
もちろん、たった1つの発言ですべてを判断できるわけではないのですが、
顔採用の発言する人で「イイな」って思う人は経験上あまりいません。
なぜ残念かですが、この発言をする人は「人がどう思うか」を考えられてないんだろうなと思うからです。
「採用する側の気持ちを考えたことはあるのかな」って思います。
あなたが採用担当だった場合、どういう人がとりたいか。
頭が良さそうな人?まじめそうな人?高学歴の人?綺麗な人?
「顔採用はあるの?」って質問は「不潔だと採用されないの?」ってのと同じレベルの質問だと思います。
「顔採用はあるのですか?」以外にも、質問の中には「自分で考えたらわかるんじゃないの?」ってものが結構多いと思います。
そういった質問をするかしないかはしっかり考えてからにしましょう。
で、顔採用はあるの?
一般論としては「顔採用はあることもある」となるのではないかと思います。
採用担当者によるところが大きいです。あとは職種にもよりますよね。
会社の広告塔とかアナウンサー、モデルとかは少なからず顔採用はありますよね。
会社の採用では年毎にそれぞれ採用方針を立てるのが一般的だと思いますが、
その採用方針として顔採用の方針を立てる企業も無いとは言えないと思います。
その場合、採用担当者によらず会社により顔採用の要素が含まれてきます。
私の会社では顔採用の方針は聞いたこと無いので、採用担当者次第で顔採用の要素が含まれてきます。
もちろん「顔がいいから他の要素は全く見ずに採用」なんてことは無いと思います。
コミュニケーションがうまくとれなかったらどんなに顔が良くても採用されないと思います。
おわりに
「顔採用はあるのですか?」って聞く時点で不採用な理由を書きました。
就活では「この人と働きたいか」といった視点をもって活動することが成功のカギだと思います。
自分なりに一緒に働きたいと思ってもらえるよう頑張りましょう。